金門県の記載に基づくと、沙美万安堂は元朝に建てられ、700年以上の歴史を有する、金門県で最古の保生大帝廟です。保生大帝は民間信仰における「医学の神」で、医学が発展していなかった時代、家族が病気になると、民衆は廟で神に薬を請いました。このため、保生大帝は金門民間信仰で病気治療の重要な神となりました。万安堂は3回修復された後、現在の場所に移転され、再建されました。2009年、現地の環境計画と結合し、「万安堂起源地記念公園」となりました。保生大帝が白馬に乗った石の彫刻、伝説が記録された石碑、12支の運気石があり、台湾宗教の100景に選ばれています。